それからだ。

クラスは荒れ始めた

授業は崩壊。
協力なんて言葉はない。
腐っていた

私も先生なんて大嫌いだ


杏は学校に来ない。
どうせ遅刻だろう・・・

私は杏が来るまで暇だったし
授業なんてやる気分もない為
授業中は寝てるかノートに落書きしてた
先生が耳元で注意をしてきているのが
聞こえたが全て無視だ。

担任の授業は途中から参加するようになってしまっていたし、いつのまにか暴言をよく吐いていた。


「こらさやか、授業参加しろ」
「うっさいやめて。うざいから」
「いつからそんなになった」
「何にもできない大人がしゃしゃんな」

私は暴言を吐いては寝た。
その日は学年主任の先生に呼ばれて
部活を強制で休まされた。


杏は無断欠席。
私は教室に残ってジャンプを読んだ。
すると祐平君が入ってきた。

「よぉ」
「久しぶり〜」
「部活は?」
「行くなって」
「ばかなことしたんだな。
そだっ!俺別れたんだよ〜」
「どんとまいんど」

私は複雑な気持ちだったが
少し嬉しくて
そっけない態度でごまかした