優は音楽室がある4階へ
私は被服室がある3階へ

私は優が行く音楽室までついて行くと
一人がピアノを弾いていた。
弾いている子はみかという子で、大親友の子だった。

みかとは小学校から仲が良くて
恋愛に対して真っすぐで純粋な子だ。

「みかー邪魔邪魔」
「ひどっ!」

みかはピアノを止めて、うちらの所に来た
「みかピアノうまいね〜」
「優、誉めんな(^^;)調子こく」
「こかんしー、さやかひどい」


「ひどい」、みかの口癖だ

授業も始まりの時間が迫ってきていた為、私とみかは音楽室から出てそれぞれの教室へと行った。


家庭科の先生はどうも苦手だ。
自分中心ですぐに人と比べたがる