それから授業も終わって帰りのST


みんなはテスト勉強をする為に
早く帰りたいのかSTはすぐに
終わってしまった。

一人残された教室で私は悩んだ結果、学校で勉強することにした。

「杏先に帰ったしな〜・・・・」

私はしぶしぶ教科書を開いて勉強をすることにした。
運動場側の窓から、みんながこっちを見ているのがわかった。


でも周りの事はどうでもいい。
「帰ろうかな・・・・・しげき・・・」


すると窓から音がした。

誰かが窓を叩いている

誰?
・・・・祐平君?
私は笑って祐平君に手を振ると、祐平君は窓を開けてほしいのかジェスチャーで何かを訴ええている。

(開けてって言えばいいのに)

そんなかわいい祐平君を見ながら窓を開けてあげた。

「よー!さやか!!!」

「うるさっ」

「なにやってんの?早く帰れ」

「学校で勉強しようかと思って・・・
祐平君は1人で帰るの?」

「そのつもりだったけど〜・・・・
俺も一緒に勉強していい?」
「うん・・・・」

そう言うと祐平君は駆け足で再び下駄箱に戻っていった。
それを一言で表すならかわいすぎる!