担任の先生は唖然と見ていた。
後からその男子は叱られていたらしいが

杏はそのまま家に帰った
私は保健室で授業を休んで、
部活だけ出て不登校の子の家に
遊びに行った

その子は自分を傷つけたりと
色々悩んでいるようだったが、
仲良くさせてもらっていた。

次の日、朝練を終わらせた私は
担任の先生に話しをしに行った。


「先生、話しがあるんですが」
「どうしましたか?」
「今回のいじめや不登校の子が居るとかなど色々ありますが解決策は無いのですか?」

先生は悩みながら答えた

「不登校の子はさやかさんも通して、
解決策を見つけて学校へ来てもらいましょう。今回のいじめはどうにかなりますよ」

「どうにかなる?無責任すぎませんか」
「まぁ冬休みまで我慢ですね」

私は何か頭の中で切れた音がした。

「冬休み?まだまだ先だろ」

私はそう行ってクラスへ戻った