次の日の私は学校を休んだ

お昼まで寝て大好きな
唄を聞いて昨日しげきとしたメールを読んだ。


「うちがメール、シカトしてんだ」

返事をしようと文字を打ってみるが

"送信"

のボタンが押せなかった。

たった一つのボタンを押すのが
照れくさかった・・・・
それから10分ほどケータイと
にらめっこ状態

【昨日無視った、ごめん】

短い文だ。

「押せよ、自分っ」

私は送信ボタンを押してケータイをベッドに投げ捨て窓から見える空を見た。

「遠くに行きたいな〜・・・・」

返信はそれから1時間ほどしてから
届いた。

【気にしとらんで\(^o^)/
それよりこんな時間に
さやかの学校は
ケータイ持っててええのか?】

【だめだよ(´・∀・`)】

【不良少女ヽ(゜▽、゜)ノ】

【休んだだけだし、はーげ】

【ハゲてねーよ! 体調悪い?】

【さ・ぼ・り(´_ゝ`)】

【最低〜まあ人間休憩が必要や】

【うん・・・】