あたしは、隼人のチャリにの後ろにニケツした。
さすがにバイクじゃないんだね。
しばらくして、
『着いたぞ』
そこは、海だった。
『海じゃん!!』
『俺のお気に入りスポット』
『眺めいいね』
『だろ?』
こんなに眺めいいとこあったんだ。
『なぁ、亜美キスしていい?』
何?いきなり…
恥ずかしいじゃん…
『…いいよ』
あたしがそういうと隼人は、あたしに、優しいキスをした。
『正直、お前がいなくて淋しかった』
えっ!!
可愛いこといいじゃん!!
『隼人もたまには、可愛いとこあるんだね』
『はぁ!?別にそんなんじゃ…』
よく見たら隼人の顔真っ赤じゃん!!
ウケる!!
『あれ?照れてんの!?お顔が真っ赤だよぉ』
『うるせぇ!!照れてなんかねぇよ!!』
『ホントにぃ?』
『嘘つくわけねぇだろ!!』
そういって、隼人は、お返しのように、あたしに激しいキスをした。
『っちょ…と…隼人っ』
『そのたっしゃな口、喋れなくしてやる』
隼人の舌が絡んでくる。
どんどん苦しくなってくる。
『もうダメ!!』と隼人の胸を叩くと、やっと離してくれた。
『亜美、エロい』
『隼人のがエロいでしょ!?』
あたしは、気付いた。
隼人は、いじめないほうがいい。