『…っぽい』 『顔が真っ赤よ。熱はかりなさい』 『うん』 あたしは、熱をはかった。 だるいよ…。 ピピッ あっ、 鳴った。 38.7℃!? 嘘でしょ… 『大丈夫?』 『38.7℃』 『結構あるわね…』 だるいんだけど… 『ちゃんと寝てなさい』 そういって、ママは、あたしに氷枕を敷いて部屋を出ていった。 また、あたし、1人で寝てるよ… ホントつまんないんだよね…。