朝、起きると目の前には、隼人の顔が…

かっこいいとか、思ってるあたしがいる…

あたしたち、昨日、やっちゃったんだよね…

昨日のこと思い出すと不覚にもにやけてしまう。

あたし、完璧変態じゃん…

『何にやけてんの?』

『えっ起きてたの!?』

見られたし…

『どうせ昨日のことでも考えてたんでしょ!?』

『違うし!!』

『図星か』

『だから、違うって!!』

あ興奮したら、熱くなってきた。

ってか、あたしなんか具合悪いんだけど…

医者に『1週間は、安静してください』とか、言われたんだよな…

全然安静じゃないっていう…

でも、今日って、普通に学校あるよね。

休もう!


こんなこと考えてたら、隼人があたしの顔を覗きこんできて

『亜美、なんか、顔赤くね!?』

『調子悪いかも…』

『大丈夫か!?』

心配してくれてるし!!

隼人は、あたしのおでこに自分のおでこをくっつけた。

『…っ…///』

そんなことしたら、よけい熱あがるじゃん!!

『熱あるよ。たぶん…』

『大丈夫だよ。あたし、すぐ帰るね』

『ここで寝てろよ』

『いいよ。迷惑かけたくない』

『全然迷惑じゃないから!!』

『ありがとう…でも、帰るよ。親も心配するし』

ごめんね隼人…

本当はもっと一緒にいたいけど、今日は、帰ります。
『わかった。じゃあ、送ってくよ!!』

『ありがとう』