インターホンをならす。
『入れよ』
そんなにクールじゃ、奈菜ちゃんビビっちゃうじゃん…
『おじゃましまぁーす』
『…おじゃまします』
『奈菜?大丈夫!?』
『全然優しそうに見えないんだけど…』
『…』
返す言葉がないじゃん。
本当はね、優しいんだょ。
きっと、奈菜にもわかる。
わかる日が来る!!
あたしたちは、隼人の部屋に入った。
何気シンプル。
男の子って感じ!!
あたしは、竜くんを発見した。
なんか、笑ってる?
『適当に座ってて、飲み物持って来る』
そういって、隼人は、部屋を出ていった。
あたしたちは、隼人に言われた通り適当に座った。
なんか、奈菜は、さっきから竜くんに夢中!?
隼人が帰ってきて、
いよいよ紹介タイム
『竜、こいつが俺の彼女、水嶋亜美』
『亜美、こいつが俺の昔からの親友、神崎竜』
『よろしくお願いします』
うわっ、紹介されちゃった!!
今度は、あたしの番ですね。
『奈菜、この人は、あたしの彼氏、沖田隼人』
『隼人、そして竜くん、この人は、あたしの昔からの親友、白石奈菜』
『よろしく』
『奈菜ちゃんに亜美ちゃん。よろしくねぇ』
『…』
隼人は、無言。
なんで、しゃべんないの!?
それから、あたしたちは、楽しくすごした。
何気みんな、仲良く。
しかも奈菜は、隼人ももちろん竜くんもアド聞いてたし。
やりますな。
あたしも、竜くんのアドゲットした。
時間もあっという間に過ぎ、今は、11時半。