ガラッ…


はぁはぁはぁはぁ…


俺は、息を切らしながら病室を開けた。

『隼…人くん??』

そこには、あまりにも顔色が悪い亜美の姿が。

『大丈夫かよ…』

『走っ…て来てく…れた…の?』

『当たりめぇだろ!!!』

『ありがとう』



亜美の息遣いは、荒いし、咳がハンパない…

熱もあるみたいだ。

かなり苦しそうだった。


俺が変わってやりてぇよ…
なんで亜美なんだよ…

いつのまにか亜美に対しての好きが何百倍にもデッカくなっていた。


俺は、亜美が好きすぎて胸が苦しくなった。

コクりたい…

たとえ、フラれたとしても。

亜美…

好きだ…

好きすぎて

俺、押さえきれない。