シルクのような

花びらが


ひらり  ひら ひら


ひら ひら


   ひらり


ひらひら 落ちてくる。



時々

頬をかすめながら

ひら ひら

落ちてくる。



やわらかな花は


夢 のように


白く 淡く


高らかに舞落ちる。




儚い華だ…と


嘆きはしない。


豪華に より

鮮烈に


その身を放つ


より


あざやかに…より 美しく。