男は呆れた顔で応えた。

「……ではこうしてはどうだ?コレは竜ではなく そなたの夫となる者の姿だと。」



…夫?



 ゴクリッ


こ…この極上の男が?

……



………はっ!!




「交渉成立だな。」


違っ…!


反論する間もなく 生意気な笑みを浮かべると男は、そのままエステリーゼの肩を左手で掴み 腰を引き寄せ

ベットに押し倒した。


「そなたは素直で 可愛い…。」