…何をどう言われようが
「人間じゃない国でしょう!」
お断り!!
── 竜は不敵に答える。明らかに声のトーンが上がっていた。王女は気付いていない。
『人の姿をしていれば問題ないのか?』
…なんだか嫌な予感がする。
…でもここで今更引くわけにはいかない。帰る場所なんて無いもの!
「人の姿で人の子供が産めるのならね!でもとびきりの美人でなくては嫌よ!!外見も中身もね!」
『中身は解らぬが 外見には自信がある。』
「へ〜 あっそう。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…