『美しき王女よ。そなたの願いならば、家族をここに住まわす事 考えてやってもいい。』


王女は体をビクリとさせ 自分の目と耳を疑った。


…思いは筒抜けだった。


いや だがそれ以前に

この竜に人間を美しいと思う心があったのか?心の内を知りながらもなお美しいと言うのは 何故なのか?


王女はの頭の中は疑問と疑心で

頭がいっぱいになった。