その瞬間!




足元から崩れ落ちる



「「 エリーゼ!? 」」



突然床に崩れ落ちるエリーゼ。

動揺しながらもアクトは、エリーゼを抱き起こした。



抱えられながら

白く染まった天井と

アクトが必死に覗き込む顔が、視界に入る



差し出した、その手を掴もうと手を伸ばそうとしたが、体に力が入らない。


そして…




エリーゼは落ちていった──