母の事をを迎えに来てくれた友人に頼むと…優里は一息ついた。

時計の針は5時を指していた。


学校へ行くにはまだまだ早い時間だが、

家に居る気分でも無かったので、優里は支度を済ませてさっさと家を出た。


少し…冷たい風に当たって心痛を紛らわせたかった。