それでも意識がかろうじてある私は、気分が悪くなってきた。 華奈『トオルくん、ごめん。気分悪くなってきたからトイレ貸してもらっていいかな?』 トオル『かまへんよ。吐いて楽になっておいで。』 千鳥足の私はトイレに入って、苦しめるアルコールを少し出した。 華奈『ごめんね、吐いたら少しマシになったよ。』 浩一郎『華奈ちゃんが一番ハイペースで飲んでたからなぁ(笑)。 ほら、もう酒はやめにしてこのジュース飲み。』