゚・。。・゚・。。・゚Kagaya side*
芽衣の妊娠が発覚して、早3ヵ月……。芽衣のお腹の中の赤ちゃんもみるみる大きくなって、芽衣のお腹もふっくらとしてきた。
妊娠6ヶ月。今日は検診日。
いつも会社へ向かう車で、芽衣を乗せて産婦人科へと向かった。
「わざわざ仕事休んでまで一緒に来なくてよかったのに」
なんて言う芽衣を無視して、俺は微笑んだ。
俺は父親になるんだ。検診から帰ってくると見せてくれるエコー写真。
ここが目。とか。ここが足。とか……。
芽衣は笑顔で説明してくれるけど、一度もその説明を理解した事がない。
だから……!!今日は俺自身、医者の説明を一緒に聞こうじゃないかって訳。
産婦人科に着くと、俺はびっくり。
そこらの病院とは比べ物にならないくらい立派な建物。モダンな雰囲気の病院で。
すごくないか?芽衣ってこんなすごいとこに通ってたんだ。
俺はそわそわしながら慣れたように建物の中へ入って行くから、俺も慌ててその後について行った。
「耀そわそわし過ぎ……」
笑いながらそう言う芽衣に俺は焦りつつも睨む。