゚・。。・゚・。。・゚Mei Side*
ベッドに腰掛けた耀は、あたしの膝の上に座らせた。
腰に回される腕に。頬が熱くなって。
息遣いしか聞こえない沈黙に。心臓がドキドキして。
いつもと違う感じに。軽く緊張する。
話って何なんだろう……。
まったく想像がつかなくて、あたしは早く耀が話し始めないか……って思いながら待った。
するとしばらくして耀はやっと口を開いた。
「芽衣……」
「はいっ!!」
名前を呼びながらあたしの首筋に唇を寄せてきたからあたしは跳ね上がった。
びっくりして耀の方を振り返ると、耀はクスクスと笑っている。
「もう……っ」
真っ赤になった顔で耀を睨んでいると、耀は意地悪な笑顔で口を開く。
「ごめんごめん……つい、ね」