「はーい」




勝手にドアを開けた真姫。開かれた扉の外から顔を出したのは、優雅と輝と楓ちゃん。
そして……。




「真姫!」




結婚した優雅と楓ちゃんの子供の旭(アサヒ)。
真姫と同い年の男の子。




「輝くん、こんにちわ」




そう言って抱っこをねだる真姫を輝は抱っこする。




「旭!中入るぞ」




勝手に旭を上げてリビングへ入っていく優雅。
その後に真姫を抱っこした輝と、楓ちゃんも入っていく。
2人取り残された俺達は……。




「芽衣」




「ん……っ」




芽衣を呼んだ俺は軽くキス。
真っ赤になった芽衣は俺を睨む。




「これからもずっと仲良しでいようね」




そう言って俺は芽衣に微笑んだ。すると芽衣は顔を真っ赤にしながらも頷く。