そう笑って頷くと、真姫は俺の腕を引っ張った。
だから俺は真姫の前にしゃがみ込むと、
ちゅ。
「!?」
「仲直りのちゅぅね♪」
3歳であるながら。なかなか男の扱いがうまい。
先が心配だ……。
すると真姫は芽衣を見て笑った。
「ままぁ?ぱぱに心配かけさせちゃ駄目ですよ?」
そう言って芽衣を見つめる。すると芽衣は困ったように笑った。
「分かった。気をつけます」
そう言うと、真姫は満足そうに笑って俺と芽衣を交互に見た。それに気付いた俺達はキョトンとする。
「ぱぱとままも仲直りのちゅぅだぉ?」
「へ!?」
真姫の言葉に顔を赤くする芽衣。
真姫の言葉に微笑む俺。