すると、



私の手を取り、外に連れ出した慎吾さん。




驚きながらも私は慎吾さんに連れて行かれるがままだった。




幸せそうに笑うカップル達を見るとまた涙出てきて…。



「うっ…ぅう…ヒクッ…うぅ…」


と涙を流す私だった。



そして、泣いてる私をベンチに座らせ何処かに行ってしまった慎吾さん。