げっ!

『悪戯っ子モード』の笑顔。

な、なんなのぉ?!



「いやいや、『先生』からしか贈れない物だから、受け取って♪」



ひぃー! 語尾に『♪』マークが見えるよぉ!



涼は自分のバッグから、余りプレゼントらしくない茶色の紙袋を取り出し、私に渡した。



「あ、りがとう、ござい、ます」

つい、変なところで区切ってお礼を言ってしまうと、涼はクスクス笑った。



受け取った紙袋を開けてみる。

うっ!