「秘密♪」


「えー?ケチ」



そう言いながら、悠はあたしの頬っぺたを指でグリグリする。


「じゃあ悠は?何お願いしたの?」



グリッと悠のほうを向いて言ったら、悠にキスされて、



「内緒♪」



と言われた。



「えー?なんでー?教えてよー」



「季里だっておんなじじゃん!季里が教えてくれたら教えてあげるよー?」



「……イジワル」



「いーじゃん♪減るもんじゃないんだし」



「こんなの言うの……一回だけ…だよ?」



「やった♪」





空から降る流れ星と


この綺麗な満天の星空に願うことは、ただひとつ。




“悠とずーっと一緒にいれますように”











*END*