「あら、今日はあなたの誕生日じゃない。当たり前でしょう?」
…へ?
「…………あ!!」
「忘れとったんか…」
前の席に座っていたじーちゃんが
に呆れたような表情を浮かべ
あたしを見ている。
「えへへ」
忘れてましたよ。
忘れていましたとも。
どうりで今日出会い頭に
誕生日おめでとう〜!!
と言われたわけだ。
てっきりあたしは新手の挨拶?
とか思ってた…。
「思い出せて良かったわね。ほら、食べましょう、食べましょう」
そう促されて、あたしは椅子に座った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…