「私も明ちゃんといれて、幸せだわ」
「本当に?!ありがとーっ!!」
あたしはぎゅっと
結子さんに抱き付いた。
…本当に、幸せ。
「話は戻すが…」
あ、やっぱ戻しちゃう?
せっかく、ほんわかとした
雰囲気が流れていたのに…っ
「あー…出て行くって、あたしどこに行けばいいの?」
半ばやけくそのように尋ねる。
もう、
どうにでもなれってんだ。
「…神力学園、という学園があるんだが…知ってるか?」
「?知らない」
首を横に振った。
聞いたこともない。
「…正直な、俺達も知らないんだ」
…………へ?
「な、何で?!」
「神力学園はな、内部に関しての情報は徹底的に外に漏らさないんだ。」
…うわ、怪しいな!!
話の流れ的にそこに行かなくちゃ
いけないってだよね…
…何であたしがぁ(泣)。