「そうだな。…まぁ、冗談はここまでにして…」


じょ、冗談?!

あたしこんなに体力消耗してるのに?!


「結子、アレ持って来てくれ」


じーちゃんは睨むあたしを無視して、
皿洗いをしている結子さんにそう言った。
結子さんも頷くやいなや、
足早にリビングから出て行った。


「???」


…なんだか、あたし一人だけ首を傾げている。