「ごめんごめんっ!でもさぁ、村岡君と一緒
のクラスなんて相当ついてるよね~!!
あたしたちっ」
え!?そうなの?
「そうなんだ・・・」
「そうなんだってあのね、風花。村岡君がどんなに特別な人か知ってる?」
とにかく興味がない。
知らなくても生きてけるしッ!
「分かりません・・・」
「やさしくて、成績優秀で誰からも尊敬されるような人なの!分かる~?」
いや、分かんないよ。
「ちょっとあたしトイレ行ってくるね」
「え・?あ一行ってらっしゃい」
いきなりトイレ行くなんて言いだすあたしに
戸惑いつつも見送る咲季。
ガラガラッ
″ドッカーン″
いっったぁぁぁい!!!
扉を開けた途端、人とおもいっきりぶつかってしまった・・・。
大胆にしまったからクラスのほとんどが注目している。