意識が遠のいて何時間たっただろう


なにかを乗せられてる感じと
気持ち悪さ
そしてうるささ
それでめが覚めた


――…へっ?どここ!?
あたし道端で倒れてたはず…

「あっ!おきたぁ?」 

何人かの人があたしを覗き込んだ
「……えっ、あぁ、はい…」
「ごめん、びっくりしたでしょ じつは、わたしたちが歩いてたら 突然、あんたが倒れたから ほっとくわけにもいかないし 一番家の近いうちんちに 連れてきたの… そしたらあんた熱あってねぇ…」
「……看病…して…くれんですか?」
「そっ、」
「ありが…とうございます」
「全然だいじょうぶだよ… 熱ひくまで寝てていいからね」
「…はい」






――格好悪いなっ




チュンチュン―

「……い…おいっ、起きろ!!」

「…うっ、…あっ!!ごめんなさい、あのままずっと朝まで寝てて」
「本当だよ、たくっ…」
「すいま「ほら、お粥つくったから食べろ」
「えっ?」