歩いてから何時間かたった 夕方からは雨はあがるはずだが… 雨はまだやまない ずっと彼の顔のが離れない あの横顔が 悲しそうな顔が… ――なんかドラマみたい… 何気なく思った 何気なく思った瞬間…… ――あぁぁっ 意識が遠のいた