メグ「お久しぶりです」

明日香「受験、終わったんだってね」

メグ「はい・・・あんまり自信はないですけど」

明日香「きっと大丈夫だよ」

メグ「はい、ありがとうございます」

明日香さんはメグと話している。
僕はその光景を眺めていたけど、
急に横に引っ張られた。

夏希「ねぇねぇ、メグちゃんさ・・・ちょっと見ないうちに綺麗になってない?」

夏希さんが僕の耳元で静かに話す。

あゆむ「え、そうですか? いつもと変わらない気がしますけど」

夏希「・・・」

夏希さんがキョトンとした顔をして、すぐに

夏希「・・・はは~ん」

僕を見て妖しく微笑む。

あゆむ「な、なんです?」

夏希「別に~。 大変だな~って」

あゆむ「まぁ、そうですね。 受験が終わったからって、まだすること多いですし」

夏希「いや、私は君のことを言ったんだけどね・・・」

あゆむ「え、何がです?」

夏希「そのうち嫌でも気付くよ」

あゆむ「・・・?」

そのまますぐに、明日香さんと夏希さんはエレベーターで下りていった。

・・・

・・・