そして、今日になった。

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東都病院屋上。
現在時刻１６時。

あゆむ「そろそろ戻らないか？」

美緒「そうね、風も強くなってきたし」

僕は放課後、東都病院に来ていた。

もちろん夏希さんとの約束のためだが、
最近はそういう義務感はなくなってきていた。

きっと僕の中で何かが変わったのだろう。

美緒はあの日のことを何も話そうとはしなかった。
それでも、こうして一緒にいるときの美緒はいつもと変わらぬ表情で
僕の横にいた。

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