『ごめん知香…』

『え?どうしてん?』




聖夜は何がどうなってるのか分からない顔をしていた。


京子も黙ったままだった。



京子は多分、あたしの全てを見てきてた子だから、聖夜にそんなあたしの全てを分かってほしくて話そうとしたんだろう。



あたしの一番の味方で、一番の理解者な京子。





『ごめーんびっくりしたぁ?酔ったかもしれんわぁ♪』


あたしは笑いながら二人にビールをついだ。






『びっくりするやん』


聖夜はそう言って笑ってた。
京子も。





結局次の日が休みだったあたし達は、夜が明けた朝方まで飲み明かした。