「――…ッ」
ワンピースの瑠璃は、白い太ももが剥き出しのまま。
そんな当たり前の光景さえ、誘われているような気がして。
指でなぞっていくと、瑠璃は体を強ばらせ指の動きに合わせてピクッと反応していく。
――でも、やっぱり止めることなんて出来ないんだ。
誘われるままに、したいままに、指を上昇させていった。
「……、凜久っ」
酔いが冷めてきたのか、瑠璃の手がワンピースの中をまさぐっていた俺の手を捕らえた。
「ダメ、だよ……」
うつむいたままの瑠璃。
甘い声が落ちる度に、薄く開かれたままの唇。
震えるまつげ。