-夜-


あの人のことが気になって気になって


しょうがなかった。




結局寝つけなくてベランダへ出た。



星が何万個も照り輝いている。



少ししたら眠気が襲ってきてベットへ行った-



――――――――――――――――――――――



-今日は金曜日



 塾のある日だー




「おっはよーーーー」



今日は一段と里香のテンションが高い。


「おはよう」


「ねえねえ、どうだった昨日?」


「え?」


「え?じゃなくて~ほらチョコ!!」


-里香がいかにも興味がありそうな目をしながらいった-


「ああ、陸にあげたよ」


「だから陸斗はどうだって?」


「あああ!!何回も言うけど、あたしは陸のこと好きじゃないって」


「えーつまんなーい」


-つまんないって-


「それより里香は?うまく行った??」


ー里香は小学生のころから好きだった人に告白したのだー