-あたしの番だ


「えっと。1年1組の櫻井美波です。テストの最低点は36点ぐらいです。」


-3点ぐらい低く言った。


 言い終わって座るときあの人を見てみた。


 あの人もこっちを見てたー



―――――――――――――――



-授業が終わった



「美波、早く帰ろうぜ」


 陸が言った。


「うん。」

 あたしは家が近いこともあって陸と一緒に帰っているのだ。


-その時


「櫻井、ちょっと職員室よってけ」


-あの人が言った。


-え・・・



 呼び出し??



「あ、はい。」


「陸、ごめんそういうことだからさき帰ってて」



「いいよ。俺待ってるから」


「ちょっと時間かかりそうだから、さき帰ってろ」



-陸は少し怒ったように帰って行った。


「さて・・・