そっか。その手があったんだ……








「つーわけで、これはプリンスからの命令な?二度とえれなに危害加えんな。」







「…っ。わかった。」








悔しそうな顔をして洸太は屋上から出て行った。






「はぁ…」





安心感からか力が抜けて地面に座り込んだ。