「・・・で? 李流くんがどうしたの?」



私がそう言うと。


私の耳に顔を近づけて



耳打ちで喋ってきた。




『寝起きが悪いんだ。アイツ』




寝起きが悪い?


だったら無理矢理起こせば良いじゃん。