今日も、いつも行く、駅近くにある、小さなカフェに入ることにした。


「いらっしゃいませ」


いつもと同じ、優しい声で、いつもの笑顔で、僕を席へと案内してくれる。



僕は、いつも決まって、窓際のこの席に座る事にしている。



そして、少し苦めのコーヒーと、少し遅めの朝食をとる。



窓の外を眺めながら、行き交う人を見るのが唯一の楽しみだった・・・