「っえ!?嫌に決まってるじゃん」


なんで私がそんなことしなきゃイケナイの?




「お前に拒否権ないから」



はーーー?



「拒否権はあるよ!」




ぜったーーーいに嫌だからね!



「お前は俺らが買ったから
俺らのものなんだよ!
だから拒否権はないの?
分かったか?バカ」




買った‥‥?




まさか今日の朝


由紀が言ってたこと?




「私を買ってもなのも
いいことないよ‥‥」



「さ~な、それは俺らが
決めることだから~」


ックス


神崎直は笑った