そして、勢いに乗せたまま神剣にぶつける。
「やあああああ!!」
「!?」
神剣はパキン、と音を立ててガラスの剣が粉々に砕け散った。
そんな簡単に砕ける物じゃないだろうが、長年使っていたら神剣だって脆くなる。キクさんは神剣を壊され呆然としていたが、ヘウ"ンはハンマーを木刀に変えてキクさんを場外に押し出す為、木刀を掲げた。
だがその瞬間、キクさんは砕けた神剣で勢いよく風を撃って来た。
「え!?」
風の勢いは今までとは違い、身体の軽いヘウ"ンは軽く宙に浮き、そのまま場外の観客席の壁へ真直ぐ飛んで行く。
「やあああああ!!」
「!?」
神剣はパキン、と音を立ててガラスの剣が粉々に砕け散った。
そんな簡単に砕ける物じゃないだろうが、長年使っていたら神剣だって脆くなる。キクさんは神剣を壊され呆然としていたが、ヘウ"ンはハンマーを木刀に変えてキクさんを場外に押し出す為、木刀を掲げた。
だがその瞬間、キクさんは砕けた神剣で勢いよく風を撃って来た。
「え!?」
風の勢いは今までとは違い、身体の軽いヘウ"ンは軽く宙に浮き、そのまま場外の観客席の壁へ真直ぐ飛んで行く。