何故バースがここにいるのか、何故ヘウ"ンが大会に出てる事を知っているのかはどうでもいい。バースが見ていてくれて応援してくれてる。それだけが嬉しかった。
ヘウ"ンは立ち上がり、剣をグッと握る。
キクさんもどこか嬉しそうに神剣を構える。
「勇気は貰えましたか?」
「はい」
「それは良かった」
そして二人は同時に駆け出し、剣の打ち合いが始まった。
カンカンと剣を交え、相手の攻撃を防ぎながらこちらも攻撃する。
そしてヘウ"ンは相手の神剣に剣を当てる瞬間、素早く剣をハンマーに神化させる。