ヘウ"ンは後ろに跳んで、背後にあった車を壁に神化させた。これで風を防げる。
そして、キクさんの視界には砂埃が広がっているはず。
「これは…」
視界を奪われたキクさんに近付き、ヘウ"ンは木刀でキクさんの身体を叩いた。
「うっ…」
キクさんはすぐに神剣を振って来たが、視界が狭い為当たらない。
「よし」
一気に決めようとした時、キクさんは風を撃った。
「しまった!」
風により視界が晴れ、近付いて来たヘウ"ンを思いっきり蹴り飛ばす。