「貴女は何者ですか」
ヘウ"ンが聞いた時、キクさんは「ほっほ」と笑い一瞬でヘウ"ンとの間合いを詰め、神剣を振り下ろして来た。ヘウ"ンは何とか剣でそれを防ぐ。
キクさんは神剣に力を加えながら笑う。
「今日は神化に失敗しませんでしたね。貴女の教師と、ナスカのおかげでしょうか?」
「ナスカさんを知ってるんですか…?」
キクさんはただ笑みを浮かべるだけだ。ナスカさんを知ってるなんて、この人は本当に何者なんだ。