その言葉にナスカはギクッとし、バースの目から視線を外した。バースは声を低くして詰め寄る。
「昔の友人が開いてる大会だから、出てほしいって言ったんじゃないのか?私に言ったみたいに」
「さあ?」
とぼけるナスカにバースは、
「本当は嘘だろ?あんたの目的は優勝賞金の五十万セル。それが欲しいだけだろ?」
「……」
もう誤魔化す事は出来ない。そう思ったナスカは、バースと向き合い開き直った。
「ええ、そうよ。賞金が欲しいからヘウ"ン達を向かわせたの」
「昔の友人が開いてる大会だから、出てほしいって言ったんじゃないのか?私に言ったみたいに」
「さあ?」
とぼけるナスカにバースは、
「本当は嘘だろ?あんたの目的は優勝賞金の五十万セル。それが欲しいだけだろ?」
「……」
もう誤魔化す事は出来ない。そう思ったナスカは、バースと向き合い開き直った。
「ええ、そうよ。賞金が欲しいからヘウ"ン達を向かわせたの」