だが本当に気付いているのか分からないので、ナスカは適当にはぐらかした。
「ご苦労様。また次もお願いね」
「ところで、ヘウ"ンの姿が見えないけど、どこ行った?」
「さあ?知らないわよ」
けどバースは引かない。
「へー。ゴードンに行ってんのじゃないのか?ナスカが頼んで」
「あんた…」
バースは全てを知っている。知っていてわざとナスカに言わそうとしてる。本当に可愛くない部下で生徒。
「バース、知ってるんでしょ」
「何を?」
「く…」
ホントムカつく。