「はい」
確かにバースなら反対するだろうな。まだ半人前の生徒を大会に出すなんて。きっとバレたら怒る。
「じゃ、頑張ってね」
ナスカさんに笑顔で見送られて、ヘウ"ンは部屋を出た。不安いっぱいで。