「あんたは絶対に優勝させない」
「へー、でも私は優勝するもんねー」
そしてミシェルは引き金を引いた。
音の無い弾をジュリアは腕に食らった。
「アハッ。やっぱり避けられないねー！」
ジュリアは腕の痛みに耐え無理に笑顔を見せた。
「どうでもいい事言ってないで、早く撃って来なさいよ」
その挑発にミシェルは楽しそうに銃口を向ける。
「殺してあげるよ！」
引き金が引かれた。それを見てジュリアは身体をずらして交わした。
「あれ？」
疑問を浮かべるミシェルにジュリアは笑顔を見せる。