ジュリアは眉を寄せ、怒りを込み上げた。それに気付かないミシェルの話はまだ続く。
「私は人を殺す為、人を殺して生きていく為、力を付け人の肉を食べて生きてきました。私が殺した人の肉をね…」
「……」
ヘウ"ンちゃんが息を飲んで口を押さえるのが気配で分かった。想像してしまったんだろう。私も気分が悪いから。
ジュリアは銃弾が止むのを待って、ミシェルに姿を見せた。
「隠れんぼは終わり?」
それには答えず、ジュリアは別の事を聞いた。