「では、センターに移動して下さい」
言われるまま、ヘウ"ンは上がった。
「ヘウ"ンちゃん頑張ってね」
ジュリアさんは台の下で見守ってくれる。
そして、司会者の声が響き渡る。
「ではただいまより腕自慢大会、第一回戦を始めます!まずは、神人の聖地、セイカから来た神子のヘウ"ン!」
「頑張れー、ヘウ"ンちゃん」
ジュリアさんの声と共に、会場からも歓声が上がる。何か恥ずかしい。
「神子ヘウ"ンの相手は、不思議な身体を持つレンカ!」